何かと先生は注意してくるけど、先生もできてないと思います。
本記事では、よく注意してるけど先生もできてないことが多い15のことを紹介します!
ちょっと耳が痛かったらすみません。
- 注意している先生もできていない15のこと
- これらができている先生は貴重な存在!
- まとめ:生徒と一緒に頑張りましょう!
- シチサン(生徒指導に関するブログを書いています)
- 小・中学校教員経験6年、生徒指導主事経験3年
- 現在は民間企業でB to B営業職
生徒に注意していることって、割と先生もできていないですよね。
そして、そんな先生ってけっこう多いんです。
もちろん僕もそうでした…お恥ずかしい限りです。
小学生でもできている子がいるのに、先生もできないといけないですよね。
いやいや、先生は大人なんだから子どもと同じにしないでほしいです。
仰るお気持ちは分かりますが、注意している本人ができていないと生徒の見本にならないですよね。
そう思ってシチサンも、生徒に注意しながらできていないことは見直してきました。
この記事では、そんな注意してる先生ができていないことをまとめました。
あなたはできていますか?
ぜひご自身で確認しながら見てみてください!
注意している先生もできていない15のこと
シチサンが感じた、先生もできていないなと思ったことです。
- 早寝する
- 早起きする
- 常に整理整頓されている
- 身だしなみを整える
- 生活リズムを乱さない
- 元気に挨拶する
- 「ありがとう」を言う
- 「ごめんなさい」を言う
- 悪口を言わない
- 聞かれたことに答える
- 締め切りを守る
- 正しい姿勢をする
- 私語をしない
- 時間を守る
- すぐにやる
では、一つずつ解説いきましょう!
早寝する
お仕事が多く、帰宅が遅くなっている先生、お疲れ様です。
家事育児の両立で、落ち着く暇もない先生、お疲れ様です。
趣味に没頭して、毎日夜更かししてる先生、早く寝てください。
それぞれご都合があるとは思いますが、せめて11時には寝たいところですね。
明日の朝も早いですよね。
早起きする
定時出勤に合わせて、ぎりぎりまで寝てないですか?
『早起きは三文の徳』とはよく言ったもので、早起きは良いことづくめです。
- 余裕のある気持ちの良い朝を迎えられる。
- 早起きして飲むコーヒー(紅茶)が最高に美味しい。
- 遅刻のリスクが無い。
- 慌てずに出勤できる。
- 余裕をもって出勤すると、今日の仕事の予定が立てられる。
など、たくさんあります。
ぜひ、早起きしてください!せめて生徒よりは!
常に整理整頓されている
机の上、プリントにまみれていませんか?
宿題プリント、ワークシート、職員会資料、提出物、メモ用紙……
生徒に注意しているように、机の上やロッカーは整理整頓されているでしょうか。
片づけるヒマがないんです…仕事に追われているので…
お気持ちはよく分かります!
ただ、それによって膨大な探し物の時間が発生しているんです!
サラリーマンの例で恐縮ですが、
年間で150時間もの時間が探し物に使われるそうです。(大塚商会調べ)
1日に直すと、毎日30分以上が探し物で時間を消費しています。
恐ろしくないですか?
机の上がキレイな人は仕事がデキルと言われる理由はこれだと思います。
身だしなみを整える
「ここは学校だぞ!きちんと制服を着なさい!」
って言ってる先生が、ジャージでサンダルの姿を何度も見ました。
生徒が反発したくなる気持ちの方がよく分かりますよね。
先生の身だしなみの定義は様々だと思うので個人的な意見を述べます。
少なくとも、生徒にとって見本となる姿は次のような感じだと思います。
- スーツなら、サイズピッタリでシワ無し。ビジネスマンを意識する。
- ジャージなら、スポーツウェア一択。必要以上のオシャレは禁物。
- 私服スタイルなら、自分の趣味は控える。特に制服の学校は。
見た目を意識するかしないかで、生徒指導のやりやすさも変わってきます。
シチサンは絶対に手を抜いたらダメだと思っている項目です。
生活リズムを乱さない
金曜が終わった!今夜は飲みながら朝までゲームだ!
さすがにこのレベルの先生は多くないと思いますが…
週末は生活リズムが乱れていませんか?
私は昼まで寝ようかな!
おそらくガッツリ寝るタイプの先生はけっこういますよね?
お疲れですもんね。お気持ちは分かります。
ですが、生活リズムが一旦崩れると余計に疲れが溜まります。
その結果、身体や精神に負担がかかりますので、オススメはできません。
何事もほどほどにしておきましょう。
元気に挨拶する
大人になると『元気に』挨拶することが難しいんですよね。
挨拶はコミュニケーションの第一手です。
『元気』に「おはようございます!」と言えば、空気が明るくなり、コミュニケーションを取りやすい雰囲気ができます。
『ハキハキ』と「おはようございます。」と言えば、相手に対する丁寧さや誠実さが伝わります。
『だらっ』と「おはざーす。」と言えば、気持ちよくない上に、雑な印象が伝わります。
あなたはどんな先生でありたいですか?
挨拶で、あなたのコミュニケーションの形を表してみましょう!
生徒に対して朝の一言目が「挨拶しなさい」って先生がいました。
挨拶はコミュニケーションの基本ですが「挨拶しなさい」と挨拶する先生は、そのとき初めて見ました。
コミュニケーションを取れない感じが伝わりますよね。
「ありがとう」を言う
教員同士で助け合うことは多いですよね。
その度に「ありがとうございます!」と感謝を伝えられていると思います。
ただ、
生徒にも「ありがとう」を言ってますか?
生徒が、意見を述べてくれたり、手伝ってくれたり、一緒に努力してくれたりすることが当たり前になってしまってませんか?
先生の「ありがとう」があって初めて、生徒は感謝されることの大切さを学ぶのだと思います。
「ごめんなさい」を言う
先生は間違えたら「ごめんなさい」と生徒に言えていますか?
生徒に心から謝れる先生って、学校に半分もいないんじゃないでしょうか。
たいていプライドが邪魔して、ごまかすんですよね。
それでは生徒も素直に「ごめんなさい」と言えなくなってしまいます。
誠実に「ごめんなさい!」と謝れる先生はカッコいいです!
そんな大人の見本となる先生が増えるといいなと、心の底から思います。
悪口を言わない
生徒の悪口、言ってませんか?
職員室のあの先生の悪口、言ってませんか?
悪口や愚痴を言いたくなる気持ちは分かります。
何でこんな思いをしないといけないんだ!腹が立つ!
ムシャクシャしてストレスを発散させたり、自分は正しいと周囲に伝えたいのだと思います。
でも、それを繰り返してはいけません。
聞いている周囲の人たちから、どんどんあなたの信用が下がっています。
悪口が相手に伝われば、トラブルにもなります。
悪口として吐き出すのではなく、相談事として打ち明けましょう。
聞かれたことに答える
生徒の質問にまず答えてますか?
意外と子どもも大人も質問に答えずに会話できてしまっている気がします。
例えば、
「この問題はどうやって解けばいいですか?」
「さっき教えたんだから、これくらいできるでしょ。」
全然答えてないですよね。
解き方を聞いているのに、攻撃的な反論を受けていますよね。
まず質問に答えてから、それ以外の言葉を返してあげましょう。
締め切りを守る
「締め切りを守りなさい!提出は今日までって言ったでしょ!」
ってよくある場面ですよね。
でも、教員間で提出する資料なども締め切り守れてますか?
さすがに校外に提出するものは締め切り守れてますよね?
締め切りに間に合わない理由に、生徒が締め切りに間に合ってないこともあると思います。
ですが、それも含めた締め切りなので、余裕をもって提出できるようにしましょう。
正しい姿勢をする
教室に掲示しているような、正しい姿勢を先生はできていますか。
足を組まず、背筋を伸ばして座れていますか。
姿勢が美しい先生は、生徒からみても魅力的です。
ぜひ、生徒の見本となるような姿勢を見せてあげてください。
そうすれば、姿勢の掲示すらも必要ないはずです。
私語をしない
先生も研修や講義を受けることがありますよね。
その時に、私語してませんか?
どちらかと言うと、ベテラン教員に多い気がします。
私語はよくないですよね。
前で話をしている方に失礼だと思います。
休憩時間まで、その話したいネタは温めておきましょう。
そのために資料にメモなどすれば、ネタにもなるし、後で見返すと役にも立ちます。
時間を守る
友人との約束の時間、研修の時間、もちろん守っていると思います。
ですが、授業の終わりの時間、守れていますか?
キーンコーンカーンコーーン
「最後まとめだけ書くから、あと2分だけ頑張って!」
みたいな延長戦やってる先生いますよね。
ちなみにシチサンも1年目にコレをやりすぎて、学年主任の先生に叱られました。
休み時間は生徒にとって大切な休憩です。
授業の時間内に終わるように、計画しておきましょう!
すぐにやる
ここまでの14項目のうち、できていないことがあった先生は、改善しましょう!
すぐ、今からやりましょう!
『すぐにやる』こと自体は難しくありません。
気持ちだけです。
すぐに取り組むカッコよさを生徒に見せてあげてください!
これらができている先生は貴重な存在!
あなたはどれだけできていましたか?
「やりなさい!」とこれまで小学生や中学生に言ったことが、意外と皆できていないんです。
これら15項目をクリアすれば、かなり貴重な存在の先生だと思います。
生徒だからと言って注意するだけでなく、自身も振り返ってできていないところがあれば、改めていくようにしましょう!
まとめ:生徒と一緒に頑張りましょう!
注意している先生もできていないことを紹介しました。
本記事では15項目取り上げました。
- 早寝する
- 早起きする
- 常に整理整頓されている
- 身だしなみを整える
- 生活リズムを乱さない
- 元気に挨拶する
- 「ありがとう」を言う
- 「ごめんなさい」を言う
- 悪口を言わない
- 聞かれたことに答える
- 締め切りを守る
- 正しい姿勢をする
- 私語をしない
- 時間を守る
- すぐにやる
できていないと思う項目があれば、一つずつ直していきましょう!
生徒は見ています!
先生が直せば、必ず生徒にその注意が響くはずです!
ぜひ、すぐに取り組んでください!
参考になったら嬉しいです!
読んでくれてありがとうございましたー!